【坐骨神経痛と診断を受けた方の筋膜整体による改善例】
皆様こんにちわ
坐骨神経の検査で陽性となり、座骨神経痛で足上げや前かがみが困難となった方の筋膜整体による症状消失した方がいらっしゃいました。
同じ悩みを抱える方の助けになればと思いご紹介させていただきます。
5~6年前より、”もも裏とふくらはぎの張り”というか”気持ち悪さが取れず夜もねれない” とのことで私のところにいらっしゃいましたAさん。
整形外科病院から「足の張り」だけでは病院ではリハビリができないから、何かできる事をやってあげて欲しい。と依頼をうけました。
カウンセリング・身体検査
前かがみ動作、歩行中の痛み、長時間同じ姿勢をとっていると、太ももとふくらはぎが張ってくるという症状をもっていました。
張りが強くなると、具合が悪くなり黙っていられなくなる。
ももうらは力を入れるより伸ばす時が張るとのことでした。
足の指の1~5趾全てが強い冷えを感じるとのことでした
症状は朝より夕方に強いとのことでした
過去にムチ打ちと腰部のヘルニアを経験(腰は全く痛くない)
頻尿による排尿障害と慢性下痢症も散見
カウンセリングをある程度行なった際
・腰椎椎間板症による椎間板の問題
・膜・筋肉の軟部組織性の歪み、伸張性の問題
・神経系の問題
・内臓由来の問題
が原因の組織として予測されました。
神経伸張性テストを実施
・神経の動きには問題はありませんでしたが”末梢神経の神経過敏症状”が見られました。
「坐骨神経痛」や「梨状筋症候群」について解説
※先ずココでいわゆる「坐骨神経痛」や「梨状筋症候群」について解説
おそらく治療者の5~6割くらいの方は、神経の症状は「痺れ」と認識をしている方が多いこと。
「神経」=「痺れ」
この方もそうであるが、神経の症状には個人差があり、
「締め付けられるよな異常感覚」
「なんともわからない違和感」や「痛み」
など、このような症状も実は神経の問題により起こる反応と言われています。
Aさん(達)は
「足が張る」→「筋肉の張り」→「筋膜を調整してもらえば良くなる!」と考え私のところにいらっしゃいました。
しかし、私は「足が張る」→「神経の絞扼」
「足が張って前屈が出来ない」→「神経伸張による過敏性反応により痛みが出現」
このようなメカニズムが起きていたと仮説が立ちました。
ももの裏の張りはハムストリングスだけが原因ではないのです。
何が症状を出しているのか?根本原因を追求することが治療の近道となります。
レントゲンでもMRIでもここまでのことはわかりません。
そして、検査を継続しました。
検査の結果、以下に問題を見つけました。
筋膜の滑りが悪いところを施術しました。
それぞれの筋膜整体を実施。
症状消失。神経の伸張テストも陰性となりました。
彼は、ももとふくらはぎの張りを感じていたため、足(ももうらとふくらはぎ)の筋膜整体を期待して私のところに訪れました。
結果的にお腹と膝うらを調整すると症状が消失しました。
って結果的に筋膜整体してるんかい!と思いますよね。
「筋肉、筋膜が神経の通り道を絞扼して症状を出している。」
だからこそ「ハムストリングスや腓腹筋は一切触っていません。梨状筋も触ってません。」
当初、整形外科の方から「足の張り」だけじゃリハビリは出来ないけど、どうしてもというなら何かしてあげて欲しいと紹介をうけました。
足の張りにはストレッチが良いとも言われているけど、
「その通りしていたら、ハムストリングスと腓腹筋のストレッチで終わってたかも知れない。」
でもそれって、神経も一緒に伸ばすことになりますよね。
そんなことしてたら、ずっと良くならない。もしくはもっと悪くしてしまう恐れがある。
人間十人十色誰にでも効く治療なんて存在しない。
だから、大事なのは希望通りの施術を行うのではなく根本原因の見つけるための評価をすること。
どういったメカニズムで
どういった組織が
どういった場所で
問題が起こっているのかを探すのが
Bodywork Center Réveil
僕たちの仕事です。
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